2011年5月17日火曜日

最新のボールペンを試す

ケータイやポメラなどデジタル筆記具が身近になったが、いまだ「手で書くほうが早い」という場面は多い。

今までボールペンは100円ショップの2~3本タバで売られている物と言えば言い過ぎだが、「書ければいい」ぐらいのスタンスだった。
最近のボールペンはかなりテクノロジーが進歩しているらしいので、いくつか最新のボールペンを試してみた。

というわけで、下記の3つを購入。
いずれも世界初の技術を冠し、宣伝にも力が入る。

ぺんてる VICUNA(ビクーニャ)
ビクーニャ・インキは油性ボールペンのインキの粘度を極限まで下げることに成功。油性ボールペンインキでは世界No.1※の低粘度を実現しました。さらにインキの濃度を安定させるため、インキの顔料を高次元で分散させる新技術の投入や新着色剤の使用により、ビクーニャ・インキは超低粘度でありながら、濃く艶のある鮮やかな色合いを可能にしています。


ゼブラ Surari(スラリ)
油性のしっかりした手ごたえと、ジェル(水性)のさらさらした軽さを兼ね備えたエマルジョンインク※を、世界で初めてボールペンに搭載しました。


uni JETSTREAM(ジェットストリーム)
世界初の画期的な新開発インクを搭載し、既存の油性ボールペンと比較して、『JETSTREAM』は筆記速度に関わらず、低い筆記抵抗でなめらかな書き味を実現しました。

まずはじめに、比べて解ったことだが、まっさらな新しい紙に書いた場合、ほとんど違いはない。ただし、筆圧や、紙に対する角度、手・指の大きさ、太さによって相性があると思われる。つまりそのぐらいの差しかないとも言える。


まず、ぺんてるビクーニャ。
一番なめらかかもしれない。他2本に比べると色(黒)が少しだけ薄いが、光の反射(テカリ)は少ない。マットな印象。筆記中のビビリ感は全くない。デザイン(外観)的には一番意欲的。


次、ゼブラのスラリ。
3本の中で、一番インクがボタつくかな。色は良いが、ペン先がやや引っかかる。筆記中のビビリ感(プラスチックがチャカチャカ鳴る)、作りの安っぽさが気になる。ビクーニャ、ジェットストリームに比べると軸が若干太い。


そして最後、uni(三菱)のジェットストリーム。
全体としての作りが良い。デザインも保守的でクセがない。ビジネスで常用するには向いているかもしれない。ビビリ感もあまりないし、2番目になめらか、ボタり感もないし、重量バランスも良い。


総評
ビビリ感が全くないという点で、ビクーニャが頭ひとつでてるかな。次点でジェットストリーム。スラリは、エマルジョンインクというのがアダになってボタつくのが難。
ビクーニャは全体としての作りがしっかりしていて、製品としての一体感・安定感がある。振っても全く音がしない(他2本はすこしチャカチャカ鳴る)。最もなめらかというのもポイントが高い。インクの色がマットというのもけっこう重要(蛍光灯の光が反射して読み取りづらいという場面はけっこうある)。

というわけで、しばらくの間、自分の定番はぺんてるビクーニャに決定。これでメモるぞ!

2 件のコメント:

  1. パイロットのハイテックCシリーズもおすすめ。
    3~5色のタイプで、自分で色を好きに選べるやつ。

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  2. ハイテックC使ってんなら、この新世代ボールペン使うとカナリの衝撃を受けるはず。

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