2010年12月20日月曜日

2010実体経済におけるK-POPの存在感

20日オリコンの今年の年間ランキングが発表された。

今年やたらと歌番組やバラエティに出まくっていたKARAや少女時代などのK-POPアーティスト。
果たして売上やいかに?

ということで結果は以下のとおり
シングル 49位 少女時代 Gee 13万145枚
アルバム 45位 KARA ガールズトーク 16万6185枚

あれほどまでに大量露出していたにもかかわらず50位までに入るのがやっとの大惨敗(オリコンは50位までしか発表していない)。

ちなみに、若者のよりリアルな数字が反映されるケータイダウンロードも見てみたが
レコチョク
32位 KARA ミスター
77位 少女時代 Gee

というわけで大量投入した宣伝費も虚しく売上は振るわず…。
シングルCDの売上はなんとAKB48の4%ほどと、CDが売れない時代にさらに売れないのだから実際に動いた金額となるとカナリお寒い状況。
そもそも女性アイドルグループであるにも関わらず、ファンの主体が日本人の若い女性(F1層)という設定に無理があったのではないだろうか?

電通と手を組んで買ったTV出演やタイアップ、CDショップのスペース、お抱えライターに書かせたちょうちん記事など全力で売り出したにも関わらずこの体たらくでは、いったい何人のクビが飛ぶのか?

これはかつてのAvex、Girl Next DoorやICONIQと同様のものだ。
ファン不在でマスコミだけが騒ぎ立て、現実との乖離はますます進み、「最近の音楽はわからん」と誰もが思う。理解している人間は実際には存在せず、イメージだけが独り歩きし、陽炎のごとく消え去る。

ならば、来年からはぜひCDも自社買いして実体経済(GDP)に寄与していただきたいものである。

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